理事長のご紹介
理事長挨拶
当財団は、昭和49年に財団法人北澤育英会として発足いたしましたが、その後新たな法律の下で平成23年に公益財団法人北澤育英会として引き継ぎ今日に至っております。
当財団は総合バルブメーカーの株式会社キッツの創業者である北澤利男氏が同社の株式を寄贈され、その配当金を主な財源として大学生及び大学院生に対する給付育英事業を行っております。
今日の在籍奨学生は50人で規模は大きくありませんが、創立以来成績優秀にもかかわらず経済的な理由で就学困難な学生、累計540人を超える奨学生を支援してまいりました。また当財団では、人材育成の面から奨学生相互や他の留学生などとの交流事業にも力を入れており、卒業奨学生は、創立者の遺志を受け止め各界それぞれの分野で活躍し、現在社会に大きな貢献をしております。
昨今、所得格差の拡大が学歴の格差に反映しているとも言われていますが、奨学生の皆様の夢の実現に向け応援させて頂くことで、当財団の存立の意義は一段と高まっているものと認識するとともに使命の重要性を改めて感じているところです。
平成30年2月
理事長 清水 雄輔